エリクサーを使わない理由と使う理由を考える
問題の概要
ここで言うエリクサーというのは、ファイナルファンタジーシリーズ(以下FF)に出てくるアイテムで、対象の体力と魔法力を上限値まで回復してくれるという貴重品。
この問題は少し前から色んな取り上げられ方をしているので、すでに多数の先行研究がある。エリクサーより更に希少なアイテムの名を関して"ラストエリクサー症候群"という言い方もある。
lastline.hatenablog.com
もうだいたい言い尽くされてる感はあるけど、自分自身エリクサー使わない派なので、自分がいったいどういった思惑で使ってなかったのか、どういう状況だったら使うかというのを考える。
プレイ記録:ガールズ&パンツァー 戦車道大作戦
戦車道大作戦の概要
アニメ作品のガールズ&パンツァー(通称:ガルパン)を題材にしたソーシャルゲーム作品。この作品は登場人物が多くて覚えきれなかったので、ゲームだったら覚えられるんじゃないか? というあまり根拠のない考えから始めたもの。
ゲーム部分には全く期待をしていなかったというか、下調べも何もせずにはじめたんだけど、これがなかなか面白いSLG戦闘になっていた。
プレイ期間・3週間ぐらい
フレーバーと自由度
フレーバー要素
味付けや香りを意味する言葉から、ゲームルールに直接関係ない要素のことをさす。ゲームルールへの味付けという意味。
ジャンケンで言えば、三種類の手を区別出来ることは必要だけど、それがグー・チョキ・パーである必要はまったくなくて、石・ハサミ・紙であっても、剣・槍・斧であっても、勝ち負けが三すくみになるように設定すれば、ジャンケンのゲームは成立する。
これがジャンケンに新しい手を1つ加えようという話になると、これはルールの追加なのでフレーバーとはいえない。
コンピューターゲームならCGや音楽といった要素は当たり前だし、NPCの会話などもフレーバーな物が多い。アナログゲームでもカードやボードのデザインは重要。高級将棋盤などは、それがあれば念じて駒を動かせるというわけでもなく、希少で手入れに時間のかかる木材や、職人の手作りなどの、フレーバーな部分の価値が値段に反映されている。