『ファイアーエムブレム ヒーローズ』の仕組みを考える
スマートフォンでシミュレーションRPGとか、無理だろ……
というのが、ファイアーエムブレム ヒーローズの一報を聞いた時の感想だった。
SRPGとスマートフォンというのは、色んな面で相性がとても悪い。
その点を一体どうやってクリアしているのか、それともできてなかったのか。
マップの広さについて
ゲームをやっていて、マップが広すぎじゃないのかと思うことがよくあるので、そもそもマップの広さとは何なのか、実際には何が問題なのか、ということについて考えたもの。
続きを読むXInputのありがたみ
数年前からゲームパッドはXInput対応じゃないと動かない、もしくは遊びずらいゲームが増えていて、それでXBOX360のパッドを買っていたのだけど、この動きはどんどん加速している。
UnrealEngine4もそうだし、RPGツクールMVでもXInput専用になった。
XInput以前はDirectInputという方式を使うものが主流で、それで問題なく遊べていたのに、なぜXInputに移行する必要があるのか?
続きを読む理想のゲームシステムとしてのラノベ
ライトノベルの中でも、冒険や戦いをメインにした話を読んでいると、ゲームに影響を受けているというよりも、こういうゲームを作りたかったんだろうなと思うことが多い。自分で読んでいても、そうなりたいとか、感情移入するとかとはちょっと違う、このゲームやりたいなあ……という気持ちがある。
思い返すと、これとは逆の現象も起きてた。たしか90年代の後半ぐらいだったと思う。小説ではなくゲームという媒体を選ぶケース。会話文だけで話を進めても違和感がないし、キャラドットと顔グラフィックがあれば十分成立する。それに発表の場としてもゲームの方が都合が良かった。発表の場がないというか、ゲーム風小説という概念がなかった。
理想の世界を表現しようと思った時に、その媒体がどれかというのはあまり重要ではなく、その時代で一番適切な物が選ばれていて、ここ数年はそれがラノベだったのではないか。
続きを読む